皮膚科コラム
【コラム⑯ 紫外線から皮膚を守りましょう②】
2024-05-07
日焼け止めをつけて、光老化を予防しましょう!
光老化(シミ・シワ)や皮膚がんの発症を防ぐためには、日常生活の中でなるべく紫外線を避けるように工夫が必要です。紫外線は3月初めから増え始めて6〜7月がピークとなりますから、春先からの予防策が大切です。
なるべく昼間を避けて早朝や夕方に外出するよう心がけ、日陰を選んで移動して下さい。曇りの日も油断しないように。帽子、サングラス、日傘も利用しましょう。UVカットの長袖シャツもおすすめです。
また、下の表を目安にして、目的に合ったサンスクリーン剤を選んでください。
屋外活動時は朝・昼の2回塗布して、日焼けで赤く炎症を起こさないよう注意しましょう。
紫外線B波(赤くなる)の防御力:SPF | 紫外線A波(黒くなる)の防御力:PA | 目的 |
10~20 | +〜++ | 短時間の外出(買い物、散歩) |
30以上 | +++ | 長時間の外出(庭仕事、スポーツ観戦) |
50以上 | ++++ | 農作業、海水浴、登山など |
皮膚科外来では、ご希望の方に紫外線対策のより詳しいパンフレットをお渡しします。